会計のことが面白いほどわかる本(会計の基本の基本編)後編

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読書レビュー

なぜこの本を読もうと思ったか

僕は薬学部の3回生なので、一見この本とは何のかかわりもない人間です。

そんな僕がこの本を手に取った理由はこの本にあります。

僕は薬学を勉強することで、製薬会社などに就職して、給料をもらい、それで生計を立てて生きていこうと思っていました。しかし、それでは貧乏父さんと同じ轍を踏むことになります。

だから僕は、会計学を学ぶことで、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフローについて理解し、自分の資産の増やし方を学んだり、投資に関する知識を得たいと思って、この本を読み始めました。

誰が対象で、何が知れるか

この本は、会計や投資の知識が全くない人でも理解できるように、対話形式で書かれています。
実際、僕はそのような知識は、金持ち父さん貧乏父さんで出てきたから名前だけ知っている程度でしたが、理解できない内容はなかったです。

会計の基本の基本編では、貸借対照表と損益計算書の見方がメイントピックで、それらを理解するために複式簿記の基本も知ることができます。

財務諸表(貸借対照表と損益計算書とキャッシュフロー計算書)を読むことで、会社のお金の流れと成長率を把握することが、投資の第一歩なので、まずはこの本を読んで 貸借対照表と損益計算書を読めるようになりましょう!

このページでは、この本で得た知識のみで例題と解答例も作ってみているので、それを見て、この本の内容やレベルをチェックしてみてください!

↓1~4章の内容はこちら↓

会計の基本の基本編

第5章 貸借対照表

貸借対照表は資産・負債・資本が記載された財務諸表の一つである。
貸借対照表で見ることができるのは、会社の将来のお金の増減と、株主の持ち分である。
貸借対照表を読むことで、会社がどこからお金を発生させたかと、会社のお金が今どのような状態にあるかがわかるようになる。

資産は会社が将来の収益を見込んで会社のお金を投資したものである。したがって資産にあるものは、会社が投資したものであり、会社の将来の収益の下限を示している。一方負債と資本は貸方科目なので、お金の出所を示している。資産は流動資産と固定資産と投資その他の資産に分類され、負債は流動負債と固定負債に分類できる。これらの数値から会社の安全性などを評価できる数値を得ることができる。

ついに貸借対照表を読む準備が整いました。貸借対照表は、簡単に言うとある時点での会社のお金を表しているので、成長率にかかわらず、大きな会社であるほど値が大きくなります。つまり、短期的な成長は読み取ることができませんが、長期的にみて成長するかを考慮するうえで重要な資料となります。

例題

問1 流動資産と固定資産の違いを説明せよ。
問2 回転率・流動比率・固定比率の定義とそれが何の指標なのかを説明せよ。

問1解答例:
流動資産は1年以内に収益となる資産のことで、固定資産は収益になるまでに1年以上かかる資産のことである。

問2解答例:
回転率は売り上げの場合は、売上高÷売上債権、流動比率は流動資産÷流動負債、
固定比率は固定資産÷自己資本である。
回転率は大きいほど会社が売り上げを素早くお金に変えることができているため、自由に使えるお金がたくさんあって、別の資産に投資することが可能となり、これから成長する可能性がより高いといえる。
流動比率は短期の安全性の指標である。つまり、すぐに返さなければいけないお金(流動負債)をすぐに手に入るお金(流動資産)で賄っているか、という状況がわかる。これが大きいほど、短期的にお金が賄えているといえるので安全といえる。
固定比率は長期の安全性の指標である。つまり、長期にわたって費用化する必要があるお金(固定資産)を最も返済までの猶予が長いお金(自己資本)によって賄えているか、がわかる。これが小さいほど、長期的なお金を長期的な方法で調達しているといえるので安全である。自己資本を自己資本+固定負債に変えた指標が固定長期適合率である。

第6章 損益計算書

損益計算書はある期間の会社のお金の増減を示す。損益計算書の目的は、会社の経営成績を示すことと、配当可能利益を示すことである。また損益計算書の数値を用いることで、業績の指標や株価の予想の目安を得ることができる。

損益計算書には、売上総利益、営業損益、経常損益、税金等調整前当期純利益、当期純利益が記載されている。これらの数値からさまざまな情報を得ることができる。
例えば経常損益を総資本で割ると、株主から得た資本から会社の活動がどれだけの利益を生んだか、すなわち業績の指標を得ることができる。この指標をROA(Return On Asset)という。

Topic PERによる株価変動の予測

PER(Price Earning Ratio:株価収益率)とは、株価をEPS(Earning Per Shares:一株当たりの収益)で割ったものである。

EPSから説明すると、EPSとはその名の通り、当期純利益を発行済み株式総数で割った数値である。これは一株当たりが生み出す利益を表すので、株価と相関関係があることが知られている。

EPSと株価に相関関係があるということは、株価÷EPS(PER)は常にある程度一定であるといえる。
この値は業界によって異なるが、その一定値よりも株価が下振れしているならば、これから株価が上昇することが予想される。

例題

問1  売上総利益、営業損益、経常損益、税金等調整前当期純利益、当期純利益、それぞれの計算方法を説明せよ

問1解答例:
売上総利益は、売上高から売上原価を引いたもの。
営業損益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を引いたもの。
経常損益は、営業損益に営業外収益を足して、営業外費用を引いたもの。営業外とは、投資などの財務活動で、会社の営業とは関わりはないが、会社が常に行っている活動のことである。
税金等調整前当期純利益とは、経常損益に特別利益を足して、特別損失を引いたものである。特別とは、会社の業績とは無関係な事故などで発生した収支のことである。会社の業績を示すための損益計算書になぜこのような数値が必要かというと、配当可能利益を計算するためである。
当期純利益はこの本では詳しく解説されていないが、税金等調整前当期純利益から税金などを引いたものである。

まとめ

これから投資の実践的な知識をつけていく前段階として、基本的な知識と財務諸表の読み方を知れたのは非常に大きな収穫だと思っています!とてもいい知識を得れました!

↓めっちゃわかりやすくていい本だと思うのでぜひ読んでみてください!↓

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